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2013年 03月 09日

スナップの練習 ="OPEN"おじさん= カットその4・5 他あぶれ噺

つづき〜


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スナップの練習 =\"OPEN\"おじさん= カットその4・5 他あぶれ噺_a0223997_23103020.jpg


ブレてるし・・(苦笑)
この写真を撮った時には何も考えず、
『何とか5カット撮って早く電車に乗ろう』と思っていたと思う。


何だか、すこぶるダメダメな自分。



この記事書くのも、何日間かかってんだか・・。



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下に、こぼれ噺、たたみます。
太宰と私。

これ、永遠の髪の毛のテーマでし。





太宰・・



この存在は、髪の毛にとって特別な存在。

実は、太宰の本をまともに読んだ事が無い。

小学生の頃教科書に『走れメロス』が載っていたかな?
読んだのはそのくらい。


ハッキリ言いますが、『読まず嫌い』です。

そう、太宰という『存在そのものが苦手』なのです。


太宰は、沢山の人から愛されている。
熱狂的に。
太宰に惹かれるのは何故なのか・・。

人が誰でも持ち備えている愚かしい部分を本人も承知し、
愚かしいさを厭うて生きていた。
きっと、彼の愚かしい部分も含めて、太宰ファンは愛しているのだと思う。

無条件に、そんな彼の事を愛おしく想い、慕う・・のだと思う。


人間臭くて、不器用で。


不調和を心憎く思いながらも、不調和の中に身を置く事でしか存在できない。
それがどれだけ、辛い事か。
耳が良ければ良い程、不調和は気持ちが悪く疎ましい。
疎ましいから気になる。払い除ける事は出来ない。
目に見えない不調和はやがて目に見える程に大きく耳の奥でこだまする。
かき消そうと叫べば叫ぶ程、調和のとれていない不気味な音は反響して大きくなる。
太宰は耳が良すぎたから、どんどん壊れて行った・・ように思う。

それでも、彼の周りには沢山の人々が慕い取り巻いていた。
何故、彼に皆惹かれるのか。
壊れて行く最中で、きっと彼はそれが判らずに怖かったのだと思う。

もし、自分だったとしても、そんなのは怖くて怖くて仕方が無い。
判らない程、怖い事は無い。



そんな彼の存在は、髪の毛にとって見てはいけないパンドラの箱。



どうしようもなく駄目で愚かな自分を無条件で好いてくれる人が居る。
いつでも応援してくれる、いつでも見守っていてくれる、受け止めてくれる。
どんなに駄目な部分が露呈しても、それでも決して見捨てない。
そんな人が居るから、何とか日々をやり過ごしている。
でも、何故、どんなに愚弄でも傍に居てくれ、見捨てるどころか寄り添ってくれるのか

判らない。


判らない程、怖い事は  無い。




やはり、自分も不調和の中でしか生きる事が出来ないから
太宰と共鳴してしまった時には、きっと自分も壊れてしまうだろう。
不調和は不調和同士共鳴しやすい様に思う。
鳴り響く、不安定で耳障りな音にやがて吞み込まれて行く。

それが判っているから、近寄る事さえ出来ない。



『読まず嫌い』


いつか、このパンドラの箱を開くときが来るのか?


ちなみに、太宰が好きな人とは、大概、気が合う。
というか、好かれる事が多い様な気がする。



何故でしょう?


その答えは怖くて聞けない。

by kaminoke-channel | 2013-03-09 23:59


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